![]() マルチメディア通話を処理するための方法及び装置
专利摘要:
本発明は、ビデオゲートウェイと、第1のユーザ装置が第2のユーザ装置へのマルチメディア通話を試みている移動無線通信システムにおいて、この第1のユーザ装置とこの第2のユーザ装置との間の通信を設定する方法とに関する。方法は、ビデオゲートウェイにおいてこのマルチメディア通話に関するマルチメディア通話要求を受信する工程と、このビデオゲートウェイからこの第2のユーザ装置に向けて音声通話要求を送信し、このビデオゲートウェイとこの第2のユーザ装置との間の音声接続を設定する工程と、このビデオゲートウェイとこの第1のユーザ装置との間のマルチメディア接続を設定する工程と、このマルチメディア接続を通じて受信したオーディオをこの音声接続に転送する工程と、この音声接続を通じて受信したオーディオをこのマルチメディア接続に転送する工程とを備えることを特徴とする。本発明はまた、移動通信交換局と、移動無線通信システムにおけるマルチメディア通話の解除処理の方法とに関する。 公开号:JP2011512053A 申请号:JP2010539355 申请日:2007-12-20 公开日:2011-04-14 发明作者:ケイヨ;タピオ ライホ,;ウルリック リンド, 申请人:テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル); IPC主号:H04M11-00
专利说明:
[0001] 本発明は、概して、移動無線通信システムにおけるマルチメディア通話の処理に関し、特に、ビデオ通話機能を備えない端末のユーザへのマルチメディア通話を処理する方法及び装置に関する。] 背景技術 [0002] 既存の多くの移動無線通信システムが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)が定める国際標準仕様の3GPP標準規格に準拠している。3GPP標準規格は、GSM(Global System for Mobile Communications)として知られる第2世代(2G)移動無線通信システムの進化に基づくものであり、世界的に適用可能な第3世代(3G)移動無線通信システムの仕様を定めることを目指している。] [0003] 3GPP標準規格リリース99以降、3Gユーザ装置のユーザが別の3Gユーザ装置のユーザにオーディオとビデオの両方を使用するマルチメディア通話を行うことを可能にする機能が含まれている。] [0004] 2つの3Gユーザ装置間でマルチメディア通話を確立するためには、両方の3Gユーザ装置ともマルチメディア通信が可能であり、3G移動無線通信システムのサービスエリア内にある必要がある。しかし、3Gユーザ装置のユーザが、例えば3Gユーザ装置を持たない、或いは3G移動無線通信システムのサービスエリア内にいない別のユーザにマルチメディア通話を試みる場合、移動通信ネットワークノード、すなわち移動通信交換局(MSC)は通話要求を解除するであろう。マルチメディア通話を試みているユーザは、次いで、例えば代わりに通常の音声通話を確立すべきかどうか等、通話をどのように行うかの指示を与えるように促されるであろう。] [0005] これによりユーザは代わりに音声通話を容易に選ぶことが可能になるが、マルチメディア通話の代わりに音声通話の選択を指示されることは、拒否されたとの印象や扱いにくいものという印象をユーザに与えることも多く、それ以降マルチメディア通話を試みようとするユーザの意欲を削ぐであろう。これは、実際のところユーザは、初めから音声通話を確立することによって、より簡単かつより迅速に同じ結果すなわち通常の音声通話を実現できるため、始めにマルチメディア通話を試みる必要性がないと考えるであろうことによる。] [0006] 特にこのことは、例えば3G移動無線通信システムのサービス範囲が2G移動無線通信システムのサービス範囲ほど広くないエリア、またはほとんどのユーザがまだ3Gユーザ装置を持たないエリア等の、マルチメディア通話を首尾よく確立する可能性があまり高くない状況において起こるかもしれない。] [0007] このような結果は、エンドユーザが、自身の3Gユーザ装置の機能や、3Gユーザ装置に与えられているマルチメディアサービス及びその機会を利用しないことにつながる。また、このようなエンドユーザは移動ネットワークオペレータが提供するマルチメディアサービスの使い方に疎くなるだろうから、移動ネットワークオペレータが3Gユーザ装置用に新たなマルチメディアサービスを開始しても、そのサービスを当該エンドユーザが使用することは難しいであろう。] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明に関する課題は、2G及び3G移動無線通信システムにおいて3Gユーザ装置を有するユーザに対して、マルチメディア通話及びマルチメディアサービスの使用をどのようにして容易にするかにある。] 課題を解決するための手段 [0009] この課題は、移動無線通信システムにおける第1及び第2のユーザ装置間の通信であって、前記第1のユーザ装置が前記第2のユーザ装置にマルチメディア通話を試みる通信を設定する方法によって解決される。方法は、前記マルチメディア通話に関するビデオゲートウェイにおいて、マルチメディア通話要求を受信する工程と、前記ビデオゲートウェイと前記第2のユーザ装置間の音声接続を設定するために、前記ビデオゲートウェイから前記第2のユーザ装置に対して音声通話要求を送信する工程と、前記ビデオゲートウェイと前記第1のユーザ装置間のマルチメディア接続を設定するために、前記マルチメディア通話要求に応答する工程と、前記マルチメディア接続で受信したオーディオを前記音声接続に転送し、前記音声接続で受信したオーディオを前記マルチメディア接続に転送する工程と、を備えることを特徴とする。] [0010] 3Gユーザ装置のユーザには、マルチメディア通話を確立できないユーザ装置と音声通信を行えるように当該マルチメディア通話を処理することが可能な、より使いやすいマルチメディア通話サービスが提供される。これは、マルチメディア通話の接続を切り、代わりに通常の音声通話を確立するようにユーザに促すことなしに実行される。それ故、相手のユーザ装置へのマルチメディア通話を確立することができない場合、3Gユーザ装置のユーザに、マルチメディア通話の代わりに音声通話を能動的に選択させる弊害もまた解消されるであろう。] [0011] これは、3Gユーザ装置のユーザに提供されるマルチメディアサービスの利用率の増加ももたらし、当該ユーザが3Gユーザ装置の機能及びそれに付随するマルチメディアサービスの利点を容易にかつ十分に使用することも可能にするであろう。] [0012] 本発明の目的は、ビデオゲートウェイに、前記ビデオゲートウェイが、前記マルチメディア接続のビデオ転送において第2のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置とネゴシエートする工程と、少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバから前記ビデオゲートウェイにデータコンテンツを転送するために、前記ビデオゲートウェイが、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバとシグナリングを行う工程と、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバからデータコンテンツを受信する工程と、前記ネゴシエートされた前記第2のメディアフォーマットを適用して、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバから前記第1のユーザ装置に前記マルチメディア接続を介してデータコンテンツを転送する工程と、を備えることによってさらに達成される。] [0013] 本発明の目的は、前記ビデオゲートウェイと前記第1のユーザ装置間の前記マルチメディア通話のデータコンテンツを供給するIMSコアネットワークを招待するために、前記ビデオゲートウェイから前記IMSコアネットワークに招待メッセージを送信する工程をさらに備えることによってさらに達成される。] [0014] 上述の本発明のさらなる利点は、マルチメディア通話の継続期間中に、3Gユーザ装置のユーザに追加のマルチメディアサービスを提供しうることである。] [0015] 本発明の目的は、移動無線通信システムにおいてマルチメディア通話の解除を処理する方法によっても達成され、方法は、移動通信交換局において、ユーザ装置からマルチメディア通話発信の解除を示すメッセージを受信する工程を備え、前記方法はさらに、前記解除を示すメッセージを受信した際に、前記移動無線通信システムにおいて、前記ユーザ装置に関するマルチメディア通話要求を、前記移動通信交換局からビデオゲートウェイに送信する工程を備えることをさらに特徴とする。] [0016] 本発明の目的は、第1のユーザ装置が第2のユーザ装置にマルチメディア通話を試みる移動無線通信システムにおいて使用されるビデオゲートウェイによっても達成され、ビデオゲートウェイは、前記マルチメディア通話に関する、マルチメディア通話要求を受信し、前記第2のユーザ装置への音声接続を設定するために、音声通話要求を送信し、前記第1のユーザ装置へのマルチメディア接続を設定するために、前記マルチメディア通話要求に応答し、前記マルチメディア接続を介して受信されたオーディオを、前記音声接続に転送し、前記音声接続を介して受信されたオーディオを、前記マルチメディア接続に転送する、ように構成されることを特徴とする。] [0017] 本発明の目的は、移動無線通信システムにおいて使用される移動通信交換局によっても達成され、移動通信交換局は、ユーザ装置からマルチメディア通話発信の解除を示すメッセージを受信した際に、前記移動無線通信システムにおいて、前記ユーザ装置に関するマルチメディア通話要求をビデオゲートウェイに送信するように構成されることを特徴とする。] [0018] 本発明の目的は、ビデオゲートウェイにおいて使用されるプログラムでも達成され、このプログラムは、コンピュータで読み取り可能なコードを備え、前記ビデオゲートウェイにおいて実行された際に当該ビデオゲートウェイに、前記マルチメディア通話に関連するビデオゲートウェイにおいて、マルチメディア通話要求を受信する工程と、前記ビデオゲートウェイと前記第2のユーザ装置間の音声接続を設定するために、前記ビデオゲートウェイから前記第2のユーザ装置に対して音声通話要求を送信する工程と、前記ビデオゲートウェイと前記第1のユーザ装置間のマルチメディア接続を設定する工程と、前記マルチメディア接続で受信したオーディオを前記音声接続に転送し、前記音声接続で受信したオーディオを前記マルチメディア接続に転送する工程とを実行させる。] [0019] 本発明の別の利点は、本発明がユーザにマルチメディアサービスの使用に馴れるようにすることである。] [0020] 方法、ビデオゲートウェイ、移動ソフトスイッチソリューション及びコンピュータプログラムのさらに有利な実施形態は、本発明のさらに有利な実施形態について述べる従属請求項に記載されている。] 図面の簡単な説明 [0021] 従来技術に係る移動無線通信システムを示す図である。 本発明に係る移動無線通信システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの動作例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの動作例を表すシグナリング図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイを示す図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの動作例を表す別のシグナリング図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの別の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの動作例を表すさらに別のシグナリング図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信交換局の動作例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動通信交換局の別の動作例を示す図である。] 実施例 [0022] 以下、添付図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。] [0023] 図1は、従来技術に係る移動無線通信システム1Aの概観を示す。図1は、3Gユーザ装置UE1が移動ソフトスイッチソリューション(MSS:Mobile Soft Switch Solution)21に関係する3Gサービスエリア2に存在し、ユーザ装置UE2が移動ソフトスイッチソリューション(MSS)22に関係する2Gサービスエリア16に存在している、例示的な状況を示している。この例示的な状況は、従来技術に係る移動無線通信システムの課題を説明することに役立つ。] 図1 [0024] 例えば図1の例示的な状況によれば、3Gユーザ装置UE1のユーザがユーザ装置UE2のユーザにマルチメディア通話を試みる場合、MSS22は通話を解除するであろう。MSS22は、ユーザ装置UE2のユーザが2Gサービスエリア16内だけにいる、またはユーザ装置UE2が3Gユーザ装置ではないと認識した場合、マルチメディア通話を解除するであろう。MSS22は、MSS21に解除(release)メッセージを送信することによってマルチメディア通話を解除することになる。従来技術では、MSS21は、MSS22から解除メッセージを受信してマルチメディア通話を解除し、それを受けて3Gユーザ装置UE1は、ユーザが代わりにユーザ装置UE2への通常の音声通話の確立を望むかどうかを指示するように、当該ユーザに促すであろう。上記で説明した理由から、このことは、3Gユーザ装置のユーザがマルチメディアサービスを使用することを減少させ、それ故に、ユーザが3Gユーザ装置の機能を十分に利用して、マルチメディアサービスの利点を楽しむ機会を不可能にする。] 図1 [0025] 本発明の独創的な特徴によれば、これらの課題は、以下に示される例示的な実施形態の、ビデオゲートウェイ及び移動ソフトスイッチソリューションを備える移動無線通信システムにより解決しうる。ビデオゲートウェイは、移動ソフトスイッチソリューションの助けを借りて、第1のユーザ装置へのマルチメディア接続、及び第2のユーザ装置への音声接続を設定し、次いで第2のユーザ装置の音声接続と第1のユーザ装置のマルチメディア接続とを互いに選択的に相互接続してもよく、それによって、マルチメディア接続の未使用のリソースが種々のマルチメディアストリーミングサービスを提供するためにビデオゲートウェイで使用されてもよい。] [0026] 図2は、本発明に係る移動無線通信システム1Bを示す。図2は、本発明の特徴を適切に説明した状況の一実施形態を示す。] 図2 [0027] 3Gユーザ装置UE1は、無線基地局(RBS)4によって提供される3Gサービスエリア2内に存在している。RBS4は、指定の地理的サービスエリアまたはセル内のユーザ装置に3Gと2Gの両方のサービスを提供するように構成されてもよい。あるいは、指定の地理的サービスエリアまたはセル内で、あるRBSが3Gサービスを提供するように構成され、当該RBSとは別のRBSが2Gサービスを提供するように構成されてもよい。従って、2Gサービスエリア3とともに、3Gサービスエリア2は、RBS4の地理的サービスエリアまたはセルを構成する。3Gサービスエリア2と2Gサービスエリア3は、別々のエリアをカバーしてもよく、一部、または互いが完全に重なり合うエリアをカバーしてもよい。3Gサービスエリア2と2Gサービスエリア3はまた、例えばRBS4の能力または周囲の環境に依存して、異なる大きさ及び形状であってもよい。] [0028] 一般に、移動無線通信システムでは、RBS4などの多数の無線基地局(RBS)が無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続されていることが多い。また、これらのいくつかの無線ネットワーク制御装置(RNC)は移動通信交換局(MSC)に接続されてもよい。他のノードもまた、移動無線通信システム1Bに含まれてもよい。] [0029] 移動通信交換局(MSC)6は、移動ソフトスイッチソリューション(MSS)5の一部でもよい。MSS5は、メディアゲートウェイ(MGW)7も含んでもよい。MGW7は、移動無線通信システム1B内の他のネットワークノードに信号伝達の際に、MSC6によって制御及び使用されることができる。MGW7は、MSS5内のMSC6をVIG9と接続するための中間ノードとして使用されてもよい。MSS5、RBS4及び3Gユーザ装置UE1は、特に図4、6及び8に関連して、以下では発信側(originating)と呼ぶ。] 図4 [0030] MSS5が準拠していてもよい3GPP規格リリース99以降では、3Gサービスエリア内に存在する3Gユーザ装置間において、オーディオとビデオの両方を備えるマルチメディア通話の確立が可能になっている。MSS5は、例えば3GPP TS 26.111「回線交換マルチメディア通信サービス用コーデック(Codec forCircuit Switched Multimedia Telephony Service)」の技術仕様書に仕様が定められているマルチメディアプロトコルスイートである3G−324Mマルチメディアプロトコルアーキテクチャ(3G−324M)を用いて、マルチメディア通話を確立してもよい。3G−324Mにより、MSS5は、例えば異なる移動ソフトスイッチソリューションを接続する3G回線交換ネットワークを介した3Gユーザ装置間の64kbit/sの非制限デジタル接続などの確立が可能になる。例えば、MSS5は、3G−324Mを使用して、MSC6に関係する3Gサービスエリア2内に存在する3Gユーザ装置UE1と、MSC11内のMSC12に関係する3Gサービスエリア14等に存在する任意の3Gユーザ装置との間において、64kbit/sの非制限デジタル接続を確立するように構成されてもよい。3G−324Mに規定されるデジタル接続は、MSS5及びMSS11が、3Gユーザ装置間における、H.223多重化を使用したオーディオ及びビデオを含むマルチメディアチャネルを提供することを可能にする。] [0031] MSS5が準拠するかもしれない3GPP規格リリース6以降は、さらなる機能を定めている。3GPP規格リリース7は、3G−324Mを使用する3Gユーザ装置間、すなわち移動端末と、IPマルチメディアサブシステム(IMS)を用いる他のユーザ装置との間の追加の相互影響機能または相互作用機能をさらに定めている。] [0032] IMSにアクセスできるユーザ装置は、例えばインターネットアクセス能力を備えるラップトップやコンピュータなどの、IMSコアネットワーク10へのネットワークアクセス能力を有する、いかなるユーザ装置でもよい。異なるユーザ装置間の相互影響または相互作用は、中間ノード/相互作用点が行ってもよい。図2では、この中間ノード/相互作用点は、ビデオゲートウェイ(VIG)9である。VIG9は、3G−324MとIPベースのマルチメディアアーキテクチャとの間の中間ノード/相互作用点として一般に使用される。VIG9は、例えば、パケットベースのマルチメディアトランスポートプロトコルH.323、セッション開始プロトコル(SIP)またはリアルタイムストリーミングプロトコル(RTSP)などを使用するように構成されてもよい。要するに、VIG9は、回線交換(CS)ドメインからIPドメインへの、またはIPドメインからCSドメインへの、通話のルーティングを担当してもよい。CSドメインは、例えば、回線交換サービスを提供するネットワーク8から移動ソフトスイッチソリューションMSS5、11及びRBS4、14への、回線交換ノードのすべてを備えてもよい。図2では移動ソフトスイッチソリューションMSS5、11に接続されているように示されているが、VIG9は所定の時間に多数のMSSにサービスを提供するように構成されてもよい。VIG9は、さらに図3〜8においてより詳細に説明されるだろう。] 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 [0033] 図2では、VIG9はまた、コンテンツストリーミングサーバ(CSS:Content Streaming Server)17に接続され、当該CSSと通信するように構成されている。VIG9は、CSS17に備えられているマルチメディアコンテンツ及びビデオコンテンツを受信するように構成されてもよい。また図2では、VIG9は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)10に接続され、当該IMSと通信するように構成されている。IMSコアネットワーク10は、移動及び固定のIPサービス用のオープン標準マルチメディアアーキテクチャである。IMSコアネットワーク10は、例えばネットワーク制御によるマルチメディアサービスを提供するよう、単一のパケット交換ネットワークの中で音声とデータを一体化するために通信事業者によって使用される。] 図2 [0034] 回線交換サービスを提供する移動無線通信ネットワーク8は、図2に示されるように、移動ソフトスイッチソリューションMSS5と移動ソフトスイッチソリューションMSS11とを相互接続する。MSS5及びMSS11は、移動無線通信システム1B内の任意の2つの移動ソフトスイッチソリューションでもよい。] 図2 [0035] MSS11は、同じ複数のノードまたは複数のエンティティを備え、MSS5と同種の機能を提供してもよい。すなわち、MSS11は、移動無線通信システム1B内の他のネットワークノード及びVIG9の少なくとも一方に信号を伝達する際に使用されてもよい、MGW13に接続されたMSC12を備えてもよい。MSC12は、3Gサービスエリア15及び2Gサービスエリア16で示されている3Gサービス範囲及び2Gサービス範囲を提供してもよいRBS14にも接続されてもよい。3Gユーザ装置に限らないユーザ装置UE2は、現在は2Gサービスエリア16内に存在する。MSS11、RBS14及びユーザ装置UE2は、特に図4、6及び8において、以下では着信側(terminating)と呼ぶ。] 図4 [0036] 図3は、本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの動作例を示す。図3は特に、移動無線通信システム1Bにおいてユーザ装置UE1とユーザ装置UE2との間の通信を設定するビデオゲートウェイ(VIG)9の動作例を示す。図2に提示される例示的な状況にあるユーザ装置UE1がユーザ装置UE2へのマルチメディア通話を試みると、現在ユーザ装置UE2が関連付けられているMSS11は、マルチメディア通話を解除することにより応答するであろう。MSS11は、マルチメディア通話を解除すると直ぐに、現在ユーザ装置UE1が関連付けられているMSS5にRELEASEメッセージを送信してもよい。本発明ならびに図9及び10を参照したより詳細な説明によれば、MSS5は、RELEASEメッセージの受信に応答して、マルチメディア通話要求をVIG9にルーティングしてもよい。] 図2 図3 図9 [0037] S31で、VIG9において、MSS5からマルチメディア通話に関するマルチメディア通話要求を受信する。] [0038] S32で、VIG9は、音声へのフォールバックを実行する、すなわち、音声通話要求を送信して、VIG9と移動無線通信システム1Bの着信側のユーザ装置UE2との間に音声接続を設定する。] [0039] S33で、VIG9は、当該VIG9と移動無線通信システム1Bの発信側のユーザ装置UE1間のマルチメディア接続を設定する。] [0040] S34で、VIG9は、マルチメディア接続を通じて移動無線通信システム1Bの発信側のユーザ装置UE1にオーディオを転送し、また音声接続を通じて移動無線通信システム1Bの着信側のユーザ装置UE2にオーディオを転送する。] [0041] 上述のVIG9の動作例は、別のユーザ装置へのマルチメディア接続の確立が不可能である場合、3Gユーザ装置のユーザに、マルチメディア接続の代わりに音声接続を能動的に選択させる悪影響を解消するであろう。それ故、本発明は、3Gユーザ装置のユーザに提供されるマルチメディアサービスの利用率の増加をもたらし、また当該ユーザが3Gユーザ装置の機能をより容易かつ十分に利用すること、及びマルチメディアサービスの現在及び将来の利点を享受することも可能にするだろう。] [0042] 図4は、本発明の例示的実施形態に係るシグナリング図を示す。図4は特に、図3に示された前述の実施形態に係る動作例がどのように実行されうるかをより詳細に表すシグナリング図を示す。] 図3 図4 [0043] 図4では、図2においてMSS5に関連付けられている3Gサービスエリア2内に存在するユーザ装置UE1は、3G-324MSETUPメッセージ41をMSS5に送信する。図2に示されるように、ユーザ装置UE1及びMSS5は、移動無線通信システム1Bの発信側に構成され、発信側として呼ばれると考えられてもよい。次いでMSS5は、3G-324M Initial Addressメッセージ(IAM:Initial Address Message)42を、現在ユーザ装置UE2が関連付けられているMSS11に送信する。MSS5及びMSS11は、同じノードでもよいことに注意すべきである。例えばユーザ装置UE2が3Gサービス範囲内に存在しないか、またはユーザ装置UE2が3Gユーザ装置ではない際、MSS11がユーザ装置UE2へのマルチメディア通話を確立できないことを検出する場合、正しい基準によれば、MSS11は、マルチメディア通話を解除し、RELEASEメッセージ43をMSS5に送信するであろう。RELEASEメッセージ43は、解除理由を示す特定の原因コードxも含んでもよい。] 図2 図4 [0044] MSS11から恐らく特定の原因コードxを含むRELEASEメッセージ43を受信すると、本発明に係る、及び図9及び10を参照してより詳細を説明したMSS5は、解除理由を検出し、3G-324M IAMメッセージ44を転送する。説明のために、VIG9は、発信側VIGorig及び着信側VIGtermを備えると見てもよい。3G-324M IAMメッセージ44は、VIG9の発信側、即ちVIGorigに転送され、そこで受信される。MGC54については、図5を参照してさらに説明する。VIGorigは、3G-324M IAMメッセージ44を受信すると、3G-324MSETUPメッセージ45をVIG9の着信側であるVIGtermに送信する。] 図5 図9 [0045] 図4の破線の領域内に示されるように、VIGtermは、3G-324MSETUPメッセージ45を受信すると続いて、3G-324M IAMメッセージ46をMSS11に転送してもよい。MSS11は、ユーザ装置UE2とのマルチメディア通話がまだ確立されていない場合、RELEASEメッセージ47をVIGtermへ送信してもよい。ユーザ装置UE2が現在はマルチメディア通話を受信できるならば、MSS11は、代わりにユーザ装置UE2へのマルチメディア通話を設定してもよい。メッセージ46及び47の送信は必須ではないが、ユーザ装置UE2の状態を保証するために実行されてもよい。ユーザ装置UE2は3Gサービスエリア15に移動しているかもしれないし、または現在はユーザ装置UE2とのマルチメディア通話の設定を可能にする他の変化が、移動無線通信システム1Bにおいて生じているかもしれない。RELEASEメッセージ47は、解除理由を示す特定の原因コードxも含んでもよい。] 図4 [0046] 他方で、MSS5は、3G-324M IAMメッセージ44の中にRELEASEメッセージ43において受信した解除理由も含めてもよい。その後解除理由は、3G-324MSETUPメッセージ45においてVIG9のVIGtermに転送されてもよい。] [0047] VIG9のVIGtermがMSS11からRELEASEメッセージ47を受信すると直ぐに、またはVIGtermがVIGorigから、3G-324MSETUPメッセージ45を受信し、解除理由がその中に含まれるのであれば直接、VIGtermは、ユーザ装置UE2への音声通話を要求するIAMメッセージ48をMSS11に送信してもよい。これは、「音声へのフォールバック」メッセージと呼ばれてもよい。これは、VIGtermを介したVIGorigとMSS11に関係するユーザ装置UE2との間の音声接続を確立するために実行される。] [0048] MSS11は、VIGtermからユーザ装置UE2へ音声通話を要求するIAMメッセージ48を受信すると、VIGtermを介したVIGorigとユーザ装置UE2との間の音声接続を設定するために、ユーザ装置UE2に音声SETUPメッセージ49を送信するであろう。次いで、音声SETUPメッセージ49は、移動無線通信システム1Bのノードを介してユーザ装置UE2によって応答されてもよい。ALERTINGメッセージ及びアドレス完了メッセージ(ACM)410〜414は、中間ノード(MSS11、VIGterm、VIGorig、MSS5)及びユーザ装置UE1に、ユーザ装置UE2のユーザが呼び出されていることを知らせる。接続メッセージ及び応答メッセージ(ANM)415〜419が、中間ノード(MSS11、VIGterm、VIGorig、MSS5)及びユーザ装置UE1に、ユーザ装置UE2のユーザが応答したことを知らせる。シグナリング410〜419は、VIGtermを介してユーザ装置UE2とVIGorigとの間の音声接続を確立し、かつユーザ装置UE1とVIG9のVIGとの間のマルチメディア接続を設定するシグナリング420を可能にするであろう。] [0049] ユーザ装置UE1とVIGorigとの間の、音声接続に係るVIGtermとの相互接続を可能にするマルチメディア接続を設定するために、VIGorigは、ユーザ装置UE1とマルチメディア接続を設定するためのシグナリング420を実行する。シグナリング420は、メディアネゴシエーションシグナリングでもよく、例えば適切なメディアフォーマットをネゴシエートし、マルチメディア接続の中のオーディオ用論理チャネルを開くなどのために行われる。シグナリング420は、例えばH.245プロトコルを使用して行われてもよい。次いで、VIGorigは、マルチメディア接続の着信信号を分離し、オーディオを、ユーザ装置UE1とのマルチメディア接続からVIGtermを介してユーザ装置UE2との音声接続へ、またはユーザ装置UE2との音声接続からVIGtermを介してユーザ装置UE1とのマルチメディア接続へ転送する。] [0050] 上述のシグナリングの結果として、VIGorig及びVIGtermを介して、発信側のユーザ装置UE1と着信側のユーザ装置UE2との間にオーディオ接続が確立される。ユーザ装置UE1とVIGorigとの間のマルチメディア接続は、多重プロトコルH.223を使用しうる64kbit/sの非制限デジタル接続でもよい。VIGorigからMSS11へのVIGtermを介した音声接続は、例えばRTP(Real Time Protocol)を使用して行われてもよい。MSS11とユーザ装置UE2との間の音声接続は、標準2GTDM(Time Division Multiplexing)接続を使用して行われてもよい。] [0051] MSS5とVIG9とMSS11との間で適切なシグナリングプロトコルが使用される場合、端から端までのトランスコーダのないシグナリングまたはタンデムフリー(tandem free)動作モードを許すであろう。これは、ユーザ装置UE1とユーザ装置UE2との間で共通音声コーデックの使用を実現可能にする。共通コーデックの使用は、音声通信品質に通常悪影響を及ぼす移動無線通信システム1Bのトランスコーダの必要性を解消するであろう。このような適切なシグナリングプロトコルの一例はベアラ非依存呼制御BICC(Bearer Independent Call Control)である。] [0052] 図5は、本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイ(VIG)9を示す。図5のVIG9は、VIG9の発信側のVIGorig及びVIG9の着信側のVIGtermを備える。サイトキーパ(SK:Site Keeper)56は、VIGorigとVIGtermとの間の制御プレーンパスにある。SK56は、VIG9のVIGorig及びVIGtermに関する入力または出力ルーティングを実行してもよい。] 図5 [0053] VIG9の発信側のVIGorigは、メディアゲートウェイ制御装置(MGC:Media Gateway Controller)54及びメディアゲートウェイ(MGW:Media Gateway)55を備えてもよい。VIG9の着信側のVIGtermは、メディアゲートウェイ制御装置(MGC)57及びメディアゲートウェイ(MGW)58を備えてもよい。VIGorig及びVIGtermの動作は、VIG9内の同じMGC及びMGWで実行されてもよいことに注意すべきである。図3では2つのMGWだけが示されているが、VIG9は1つだけのMGWを含む任意数のMGWを備えてもよいと理解されることにも注意すべきである。] 図3 [0054] 図5では、VIGorig及びVIGterm内のMGW55及び58は、例えばMSS5及びMSS11などの移動通信システム1Bの回線交換ネットワークノードと、例えばIMSコアネットワーク10などのパケット交換ネットワークとの間のメディア通信信号の変換部の機能を果たす。すなわち、MGW55及び58は、回線交換プロトコルからパケット交換プロトコルへ、及びその逆へ、メディア通信信号を変換してもよい。種々のネットワークは、種々のトランスポートネットワークを介した、例えば、第2世代移動無線通信ネットワーク、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)及びATMベースの中継ネットワークなどの中継ネットワーク、ならびに公衆交換電話網(PSTN)及びISDNなどの固定電話網でもよい。VIGorig及びVIGterm内のMGW55及びMGW58は、それぞれメディアゲートウェイ制御装置MGC54及びMGC57によって制御される。MGC54及びMGC57は、コールエージェントまたは呼制御装置とも呼ばれてもよい。MGC54及び57は、VIG9内のデバイス、ノード及び論理エンティティの少なくとも何れかであってよい。] 図5 [0055] MGC54は、MSS5及び11から直接シグナリングを受信し、例えば呼ルーティング、接続制御及びネットワーク制御等を処理するためにMGW55に指示を与えてもよい。さらに、MGC54は、種々のネットワークの接続相手とのアラーティング(Alerting)、メディア信号の送信及び受信などのタスクの実行をMGW55に指示してもよい。MGC54とMGW55との間の通信に関しては、例えばSGCP、IPDC、MGCP及びH.248などの複数の異なるプロトコルが使用されてもよい。MGC54は、VIG9以外の移動無線通信システム1Bの中のネットワークノード、例えばコンテンツストリーミングサーバ(CSS)17などとも相互作用してもよい。外部との相互作用のために、MGC54は、例えばSS7、H.323、RTSP及びSIPなどの他のシグナリングプロトコルを使用してもよい。] [0056] 本発明のこの実施形態によれば、例えば図3及び4に示される実施形態に従って、VIG9によって確立される呼は、VIG9で2つの「半」呼("half” call)として処理される。一方の「半」呼または呼レッグ(call leg)は、移動無線通信システム1Bの発信側とVIGorig内のMGC54との間に確立される、すなわちマルチメディア通話であり、他方の「半」呼または呼レッグは、VIGorig内のMGC54と、VIGterm内のMGC57を介して移動無線通信システム1Bの着信側との間に確立される、すなわち音声通話である。] 図3 [0057] 図5のMGC54は、図4の3G-324MSETUPメッセージなどのマルチメディア通話要求を受信し、マルチメディア通話要求を処理するためにメディアゲートウェイMGW55を制御してもよい。MGC54は、マルチメディア接続を分離する準備をし、マルチメディアSETUPメッセージをMGC57に送信してもよい。MGC54及び57は、SK56を通した通信で、例えばH.323プロトコルまたはSIPプロトコルを使用してもよい。] 図4 図5 [0058] 上述の様々なエンティティは、例えば機能的及び地理的ニーズ及び機能を実装する製品次第で、移動無線通信システム1Bの異なる場所に実装されてもよい異なる論理エンティティを表す。例えば、MGC54、MGC57及びそれらに接続された対応するエンティティ(例えば、MGW55、MGW58及びSK56)は、図5に示されるように同じノードに配置されるか、または異なる物理ノードに配置されてもよい。同じことは、図2においてMSS5及び11内のMSC6及び12の機能をサポートする、VIG9の機能をサポートする図5のMGW55及び58と同一場所に配置されてもよいMGW7及び13にも当てはまる。さらに、MSS5及び11内のMSC6及び12もまた、それぞれMGC54及び57と同一場所に配置されてもよい。] 図2 図5 [0059] 上述された本発明の実施形態によれば、ユーザ装置UE1とユーザ装置UE2との間にオーディオ通信または音声通信を成立しうる。「半」呼の一方、即ちVIGorigとVIGtermとを介した移動無線通信システム1Bの着信側のユーザ装置UE2との間の音声通話は、音声ベアラを通じて確立されるが、「半」呼の他方、即ちVIG9のVIGorigと移動無線通信システム1Bの発信側のユーザ装置UE1との間のマルチメディア通話は、例えば64kbit/sの非制限デジタルベアラなどのマルチメディアベアラを通じて確立される。通常のオーディオ通信だけがマルチメディアベアラを通じて送信されるので、マルチメディアベアラは当然十分に利用されないことになる。] [0060] しかし、図6〜8の次の実施形態によれば、本発明は、ユーザ装置UE1のユーザに追加の移動サービスを提供するために、VIG9のVIGorigとユーザ装置UE1との間のマルチメディア接続のビデオチャネルも確立するようにも拡張されてもよい。マルチメディア接続のビデオチャネルは、マルチメディア接続が使用可能である間、例えば所望のビデオコンテンツ、ビデオストリーム、画像、ユーザ固有の写真もしくは動画、コマーシャル等をユーザ装置UE1に送信するためにオペレータが使用してもよい。これは、ユーザ装置UE1のマルチメディアサービス機能を使用するユーザの意欲をさらに増すかもしれない。同様にマルチメディア接続は、以下で示すように、VIG9によってIMSドメインを通してルーティングされても、またはコンテンツストリーミングサーバに接続されてもよいため、オペレータが魅力的で柔軟なサービスを起動し、それをユーザに提供することもより容易であろう。] 図6 図7 図8 [0061] 図6は、本発明の一実施形態に係るビデオゲートウェイの別の動作例を示す。この動作例は、図2及び3を参照して前述した状況と同じ状況を言及しており、ユーザ装置UE1は、ユーザ装置UE2へのマルチメディア通話を試みる。MSS11は、マルチメディア通話を解除することで応じる。本発明ならびに図9及び10に関するより詳細な説明によれば、MSS5は、マルチメディア通話要求をVIG9にルーティングしてもよい。] 図2 図6 図9 [0062] S61では、VIG9において、MSS5からマルチメディア通話に関するマルチメディア通話要求を受信する。] [0063] S62では、VIG9は音声へのフォールバックを実行する、すなわち、音声通話要求を送信して、VIG9と移動無線通信システム1Bの着信側のユーザ装置UE2との間に音声接続を設定する。] [0064] S63では、VIG9は、VIG9と移動無線通信システム1Bの発信側のユーザ装置UE1との間にマルチメディア接続を設定する。VIG9は、ユーザ装置UE1と例えばH.245プロトコルを使用してメディアネゴシエーションシグナリングを実行することにより、設定を実行してもよい。] [0065] S64では、VIG9は、マルチメディア接続を通じて移動無線通信システム1Bの発信側のユーザ装置UE1にオーディオを転送し、また音声接続を通じて移動無線通信システム1Bの着信側のユーザ装置UE2にオーディオを転送する。] [0066] S65では、VIG9は、IMSコアネットワーク10またはコンテンツストリーミングサーバ17からのデータコンテンツを、ユーザ装置UE1へのマルチメディア接続のビデオ用論理チャネルに送信する。] [0067] 上述のVIG9の動作例は、図3において述べられた利点のほかに、ユーザ装置UE1へのマルチメディア接続のビデオ用論理チャネルを使用して、ユーザへの追加のマルチメディアサービスの送信またはストリーミングも可能にする。] 図3 [0068] 図7は、本発明の例示的な実施形態に係る別のシグナリング図を示す。図7は特に、移動無線通信システム1Bにおいてユーザ装置UE1とユーザ装置UE2との間の通信を設定するための本発明の一実施形態を、より詳細に表す別のシグナリング図を示す。] 図7 [0069] シグナリング71〜719は、図4のシグナリング41〜419に相当する。しかし、ユーザ装置UE1へのマルチメディア接続を通じた通信及びVIGtermを介したユーザ装置UE2へのVIGorigの音声接続を確立する前に、VIGorigはマルチメディア接続を設定するためにユーザ装置UE1とのシグナリング720を実行する。図4に係るシグナリング420に加えて、シグナリング720は、適切なメディアフォーマットをネゴシエートし、マルチメディア接続のオーディオ用論理チャネルとビデオ用論理チャネルの両方を開くために行われてもよい。シグナリングは、H.245プロトコルを使用して行われてもよい。] 図4 [0070] しかし、本実施形態において、VIGorig内のMGC54は、少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(CSS)17に向けてRTSP(Real Time Streaming Protocol)シグナリング721も実行する。これは、CSS17からVIGorig内のMGW55へのビデオストリームを設定するために行われる。RTSPシグナリング721は、VIG9のVIGorig内のMGC54がCSS17からのビデオコンテンツを遠隔から制御することをさらに可能にする。RTSPシグナリング用の規格は、RFC2326に記載されている。MGC54の遠隔制御インタフェースは、標準RTSPシグナリングに加え、当該RTSPシグナリングの中に以下に述べる情報を含めるように構成されてもよい。この追加情報は、RTSPシグナリングメッセージのヘッダに含まれてもよい。] [0071] 例えば、ユーザ装置UE1のB番号は、MGC54がCSS17に向けた記述及び設定要求(Describe and Setup request)の中に含めてもよい。これは、例えば、課金または請求の理由から実行されてもよい。別の例は、ユーザ装置UE1のユーザによるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)キー押下であり、DTMFキーの押下の情報は、CSS17へのパラメータ設定要求(Set_Parameter request)の中にMGC54によって含められてもよい。これは、例えば、ユーザのDTMFキー押下の情報に従って、現在のメディアストリーミングを停止し、新しいメディアストリーミングを開始するようにCSS17を制御するために行われてもよい。RTSPシグナリングでは、CSSは、MGC54からパラメータ設定要求に含まれる前述のDTMFキー押下の情報を受信時に、ANNOUNCEメッセージの中に新たなメディアストリームの新たなRTPアドレス及びポートを含めることにより返答するようにも構成されてもよい。その結果として、ビデオデータコンテンツが、RTSPの制御のもとでRTPを用いてCSS17からMGW55へストリーミングされてもよい。] [0072] 次いで、MGC54は、MGW55を制御して、CSS17からビデオデータコンテンツを受信させる。MGW55は、受信したビデオデータコンテンツをVIGorigとユーザ装置UE1との間のマルチメディア接続におけるビデオ用論理チャネルに転送してもよい。] [0073] 図8は、本発明の例示的な実施形態に係る別のシグナリング図を示す。図8は特に、移動無線通信システム1Bにおいてユーザ装置UE1とユーザ装置UE2との間の通信を設定するための本発明の一実施形態を、より詳細に表す別のシグナリング図を示す。シグナリング81〜84は、図4のシグナリング41〜44に相当する。] 図4 図8 [0074] しかし図8では、3G-324M IAMメッセージ84を受信すると、VIG9のVIGorigは、VIGorigとユーザ装置UE1との間のマルチメディア接続が確立されるということであれば、当該マルチメディア接続にデータコンテンツを供給するためにIMSコアネットワーク10を招待する手段として、IMSコアネットワーク10にSIPINVITEメッセージ85を送信してもよい。IMSコアネットワーク10は、例えばIMSアプリケーションサーバでSIP INVITEメッセージ85を受信してもよい。次いで、IMSコアネットワーク10は、SIP INVITEメッセージ86の中にオーディオ及びビデオフォーマット用の記述子などの記述子部分を含め、そのSIP INVITEメッセージ86をVIG9のVIGtermに送信してもよい。SIP INVITEメッセージ86のセッション記述プロトコルSDPは、オーディオ記述子及びビデオ記述子がSIP INVITEメッセージ85で与えられている場合、それら両方を含んでもよい。] 図8 [0075] シグナリング87〜812は、図4のシグナリング46〜411に相当する。しかしながら本実施形態では、VIGtermは、ACMメッセージ812を受信すると、当該ACMメッセージ812をSIP180RINGINGメッセージ813にマッピングし、IMSコアネットワーク10に送信する。IMSコアネットワーク10は、SIP 180 RINGINGメッセージ814をVIGorigに戻すことで応答する。VIGorigは、SIP 180 RINGINGメッセージ814をACMメッセージ815にマッピングしてMSS5に転送し、MSS5はユーザ装置UE1をアラート816することになる。シグナリング817〜818は、図4のシグナリング415〜416に相当する。] 図4 [0076] VIGtermは、ANMメッセージ818を受信すると直ぐに、当該ANMメッセージ818をSIP200OKメッセージ819にマッピングし、それをIMSコアネットワーク10に送信する。音声へのフォールバックが行われたので、VIGtermは使用中のオーディオ記述子、すなわち、ユーザ装置UE2から受信したオーディオ記述子だけを含めであろう。SIP 200 OKメッセージ819を解析することによって、IMSコアネットワーク10は、VIGtermを介してVIGorigとユーザ装置UE2との間に音声接続だけが設定されることを理解してもよい。次いで、IMSコアネットワーク10は、SIP 200 OKメッセージ820をVIGorigに送信する。IMSコアネットワーク10は、SIP 200 OKメッセージ820のSDPの中に、ユーザ装置UE2から受信した使用中のオーディオ記述子を含めてもよいが、さらにIMSコアネットワーク10に属するビデオ記述子も含めてもよい。IMSコアネットワーク10は、今日においてはデータコンテンツをVIGorigに送信開始またはストリーミング開始する準備ができており、VIGorigは送信されたデータコンテンツをユーザ装置UE1に向けてマルチメディア接続のビデオチャネルに転送することになる。IMSコアネットワーク10はまた、IMSコアネットワーク10がユーザ装置UE1へのビデオの送信だけを望み、ビデオ情報の受信を望まないことを、SIP 200 OKメッセージ820のSDPを介してVIGorigに知らせてもよい。シグナリング821〜822は、VIG9のVIGorigとユーザ装置UE1との間にマルチメディア接続を設定するシグナリング823を可能にするであろう。] [0077] VIGorigは、ユーザ装置UE1とVIGorigとの間にマルチメディア接続を設定し、VIGtermを介したVIGorigとユーザ装置UE2との間の音声接続との相互接続を可能にするために、ユーザ装置UE1とのシグナリング823を実行する。図4及び6のそれぞれのシグナリング420及び620と同様に、シグナリング823は、メディアネゴシエーションシグナリングでもよい。メディアネゴシエーションシグナリングは、適切なメディアフォーマットをネゴシエートし、マルチメディア接続のオーディオ用論理チャネルとビデオ用論理チャネルの両方を開くために行われてもよい。シグナリングは、H.245プロトコルを使用して行われてもよい。] 図4 [0078] VIGorigは、マルチメディア接続の着信信号を分離する。次いでVIGorigは、ユーザ装置UE2からのオーディオをマルチメディア接続のオーディオ用論理チャネルを通じてユーザ装置UE1へ送信してもよく、さらにユーザ装置UE1からのオーディオを、VIGtermを介した音声接続を通じてユーザ装置UE2に送信してもよい。さらに、VIG9のVIGorigは、IMSコアネットワーク10からのビデオデータコンテンツを受信し、当該ビデオデータコンテンツをマルチメディア接続のビデオ用論理チャネルを通じてユーザ装置UE1に送信またはストリーミングしてもよい。] [0079] 上述のシグナリングの結果として、オーディオ通信が、発信側のユーザ装置UE1と着信側のユーザ装置UE2との間に確立される。マルチメディア接続は、例えばH.223多重化プロトコルを使用する64kbit/sの非制限デジタル接続でもよい。さらに、マルチメディア接続は今日においてはRTPビデオストリームに接続されてもよく、そのRTPビデオストリームはIMSコアネットワーク10によって提供されてもよい。VIGorigからMSS11への音声接続は、図4において述べたように、RTPオーディオストリームを使用してもよい。さらに、MSS11とユーザ装置UE2との間の音声接続は、図4に関して述べたように、標準2GTDM(Time Division Multiplexing)接続を使用して行われてもよい。] 図4 [0080] 図9は、本発明の一実施形態に係る移動ソフトスイッチソリューション5及び11の動作例を示す。これまでに上述した例示的な状況では、移動無線通信システム1Bの発信側のMSS5に関連付けられたユーザ装置UE1のユーザが、移動無線通信システム1Bの着信側のMSS11に関係するユーザ装置UE2のユーザへのマルチメディア通話を試みる。それ故、ユーザ装置UE1は、MSS5にマルチメディア通話設定を送信する。] 図9 [0081] MSS5は、マルチメディア通話設定を受信する。受信したマルチメディア通話設定に応えて、MSS5は、回線交換ネットワーク8を通して、ユーザ装置UE2が関連付けられたMSS11にマルチメディア通話要求を送信する。MSS11は、マルチメディア通話要求を受信する。MSS11は、ユーザ装置UE2が3Gサービスエリア2及び15内に存在しないか、またはユーザ装置UE2がマルチメディア通話を受信できないことを発見する。それ故、MSS11は、MSS5に解除メッセージを返信する。解除メッセージに解除理由が示されていてもよい。] [0082] S91では、MSS5は、マルチメディア通話の解除を検出する。MSS5は、この場合MSS11が相当する、別のMSSからRELEASEメッセージを受信することで、マルチメディア通話の解除を検出してもよい。しかし、ユーザ装置UE2が例えば当該装置の地理的サービスエリア内にあるということであれば、MSS5は、自ネットワーク内から解除を検出できるだろう。] [0083] S92では、MSS5は、S91でのマルチメディア通話の検出に応えて、マルチメディア通話要求を図2のVIG9に送信する。] 図2 [0084] 図10は、本発明の一実施形態に係る移動ソフトスイッチソリューション5及び11の別の動作例を示す。この例示的な状況は、上述した図9における状況に相当する。] 図10 図9 [0085] S101は、図9において説明したS91に相当する。] 図9 [0086] しかしS102では、MSS5は、マルチメディア通話の解除理由を解析する。例えば、これは、フラグがRELEASEメッセージに設定されているかどうかを監視することによって、またはMSS11から受信した解除理由を示す特定の理由コードxを監視することによって行われてもよい。] [0087] S103では、MSS5は、マルチメディア通話の解除理由情報をVIG9への3G-324M IAMメッセージに含める。例えば、これは、3G-324M IAMメッセージにマルチメディア通話解除の理由を示すフラグを設定することで行われてもよい。] [0088] S104では、MSS5は、3G-324M IAMメッセージをVIG9に送信する。] [0089] マルチメディア通話解除に関する情報が図4、6及び8のそれぞれにおける3G-324M IAMメッセージ44、64及び84に含まれている場合、図4に示されるシグナリング図のシグナリング46〜47、図6に示されるシグナリング図のシグナリング66〜67、及び図8に示されるシグナリング図のシグナリング87〜88は、VIG9によって省略されてもよい。図4、6、8では、このシグナリングは破線内に示されている。図5において、代わりにVIG9のVIGtermは、この動作例に係るマルチメディア通話解除の理由に関する情報に基づき、ユーザ装置UE2の状態を直接検出するように構成されてもよいことにも注意してもよい。VIG9のVIGtermは、加入者データベースに格納された情報に基づき、ユーザ装置UE2の状態を直接検出するようにも構成されてもよい。] 図4 図5 図6 図8 [0090] 上述した本発明の全ての実施形態において、VIG9は、3Gユーザ装置UE1、すなわち3G−324M端末とVIG9との間の相互接続性に起因して生じるかもしれない問題を処理するように構成された機能を、さらに含んでもよい。以下では、図4におけるシグナリング420、図7におけるシグナリング720、及び図8におけるシグナリング823で実行されてもよい動作を述べる。] 図4 図7 図8 [0091] 上述の実施形態で提示された解決手段は、3Gユーザ装置UE1と、VIG9のVIGorigとの間の3G−324Mマルチメディア通話がビデオ用論理チャネルを含まないようなやり方でもよい。これは、例えばH.245メディアネゴシエーションシグナリングにおいて、ユーザ装置UE1がビデオチャネルを開くことを阻止されることを意味する。ユーザ装置UE1での3G−324Mの実装は非常に限定的であることが多いので、ビデオチャネルが含まれていない場合、ユーザ装置UE1はマルチメディア通話を解除してもよい。この制限は、ビデオチャネルがユーザ装置間で可能でないとき貴重な無線インタフェースリソースを消費しないために、ユーザ装置UE1で実施されてもよい。] [0092] しかしこれは、例えばH.245メディアネゴシエーションシグナリングの中で、UE1が記述する3G−324M端末能力に基づき、VIG9のVIGorigがユーザ装置UE1へのビデオチャネルを設定することを阻止しない。これは、例えば、H.245メディアネゴシエーションシグナリングの中で受信された受信H.245ベンダ表示メッセージに基づき、ユーザ装置UE1のタイプ及びその既知の能力を識別することで実行されてもよい。] [0093] そこで、ユーザ装置UE1の制限を識別することによって、VIGorigは、ユーザ装置UE1がマルチメディア通話を解除することを阻止するために、例えばユーザ装置UE1が必要とするシグナリングを実行してもよい。これは、例えば、VIG9から送信されたH.245端末能力セット(TCS:Terminal Capability Set)の中でユーザ装置UE1のビデオ通話機能を示すか、またはVIG9においてビデオH.245オープン論理チャネル(OLC:Open Logical Channel)にOLCackまたはOLCrejで認識することであろう。H.245メディアネゴシエーションシグナリングのさらなる例は、(OLCackがVIG9から送信された場合)ユーザ装置UE1からのビデオストリームを承認するが無視すること、送信すべきビデオストリームがないにもかかわらず、OLCを有するUE1にビデオチャネルを開くこと、及び(OLCackがVIG9から送信された場合)ビデオストリームをチャネルに供給することの少なくともいずれかである。これらの動作は、ユーザ装置UE1とVIG9のVIGorigとの間で起こることがある相互接続性問題を克服し、3G−324Mを使用するユーザ装置UE1へのより柔軟な相互作用を可能にしうる。] [0094] 上記の説明は、ビデオゲートウェイ9に関して行われているが、本発明を実施するために他の中間ノードが使用されてもよいことにも注意すべきである。説明は、限定的に解釈されることを意図しておらず、本発明の一般原理を単に説明する目的で行われている。本発明の範囲は、許可された特許請求の範囲に準拠してのみ確定されるべきである。]
权利要求:
請求項1 移動無線通信システム(1B)における第1及び第2のユーザ装置(UE1、UE2)間の通信であって、前記第1のユーザ装置(UE1)が前記第2のユーザ装置(UE2)にマルチメディア通話を試みる通信を設定する方法であって、前記マルチメディア通話に関するビデオゲートウェイ(9)において、マルチメディア通話要求(44、74、84)を受信する工程と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第2のユーザ装置(UE2)間の音声接続を設定するために、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記第2のユーザ装置(UE2)に対して音声通話要求(48、78、89)を送信する工程と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間のマルチメディア接続を設定するために、前記マルチメディア通話要求(44、74,84)に応答する工程と、前記マルチメディア接続で受信したオーディオを前記音声接続に転送し、前記音声接続で受信したオーディオを前記マルチメディア接続に転送する工程と、を備えることを特徴とする方法。 請求項2 前記マルチメディア通話要求(44、74、84)は、マルチメディア通話解除に関する情報を有し、前記方法は、前記情報を用いてマルチメディア通話が解除されていることを識別する工程をさらに備え、前記音声通話要求(48、78、89)を送信する工程は、前記識別することに応じて実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記方法は、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)がマルチメディア通話解除に関する情報を含まない場合、前記ビデオゲートウェイ(9)においてマルチメディア通話要求(44、74、84)を受信すると前記ビデオゲートウェイ(9)から前記第2のユーザ装置(UE2)に対してマルチメディア通話要求(46、76,87)を送信する工程をさらに備え、前記音声通話要求(48、78、89)を送信する工程は、前記マルチメディア通話要求(46、76,87)に応じてマルチメディア通話の解除メッセージ(47、77、88)の受信に応じて実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 請求項4 前記マルチメディア接続を設定する工程は、前記ビデオゲートウェイ(9)が、前記マルチメディア接続を介するオーディオ転送において第1のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置(UE1)とネゴシエートする工程(420、720、823)と、前記マルチメディア接続を介して前記第1のユーザ装置(UE1)にオーディオを転送する際に、前記ネゴシエートされた前記第1のメディアフォーマットを適用する工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。 請求項5 前記ビデオゲートウェイ(9)が、前記マルチメディア接続を介するビデオ転送において第2のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置(UE1)とネゴシエートする工程(720)と、少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)から前記ビデオゲートウェイ(9)にデータコンテンツを転送するために、前記ビデオゲートウェイ(9)が、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)とシグナリング(721)を行う工程と、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)からデータコンテンツを受信する工程と、前記ネゴシエートされた前記第2のメディアフォーマットを適用して、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)から前記第1のユーザ装置(UE1)に前記マルチメディア接続を介してデータコンテンツを転送する工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間の前記マルチメディア通話にデータコンテンツを供給するIMSコアネットワーク(10)を招待するために、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記IMSコアネットワーク(10)に招待メッセージ(85)を送信する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。 請求項7 前記IMSコアネットワーク(10)に前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第2のユーザ装置(UE2)間の接続はビデオが転送されないことを通知する第1のメッセージ(819)を、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記IMSコアネットワーク(10)に送信する工程と、前記ビデオゲートウェイ(9)において、前記ビデオゲートウェイ(9)が前記IMSコアネットワーク(10)からデータコンテンツを受信することを可能にする情報を有する第2のメッセージ(820)を、前記IMSコアネットワーク(10)から受信する工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 前記マルチメディア接続において、ビデオには第2のメディアフォーマットが使用されるよう、前記ビデオゲートウェイ(9)が前記第1のユーザ装置(UE1)にネゴシエートする工程(823)と、前記IMSコアネットワーク(10)からデータコンテンツを受信する工程と、前記ネゴシエートされた第2のメディアフォーマットを適用し、前記マルチメディア接続を介して、前記IMSコアネットワーク(10)から受信された前記データコンテンツを前記第1のユーザ装置(UE1)に転送する工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の方法。 請求項9 移動無線通信システム(1B)においてマルチメディア通話の解除を処理する方法であって、前記方法は、移動通信交換局において、ユーザ装置(UE1、UE2)からマルチメディア通話発信の解除を示すメッセージを受信する工程を備え、前記方法はさらに、前記解除を示すメッセージを受信した際に、前記移動無線通信システム(1B)において、前記ユーザ装置(UE1、UE2)に関するマルチメディア通話要求(44、74、84)を、前記移動通信交換局からビデオゲートウェイ(9)に送信する工程を備えることを特徴とする方法。 請求項10 前記移動通信交換局において、前記マルチメディア通話の解除(43、73、83)の理由を解析する工程と、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)に、前記解除の理由に関する情報を含める工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。 請求項11 第1のユーザ装置(UE1)が第2のユーザ装置(UE2)にマルチメディア通話を試みる移動無線通信システム(1B)において使用されるビデオゲートウェイ(9)であって、前記ビデオゲートウェイ(9)は、前記マルチメディア通話に関する、マルチメディア通話要求(44、74、84)を受信し、前記第2のユーザ装置(UE2)への音声接続を設定するために、音声通話要求(48、78、89)を送信し、前記第1のユーザ装置(UE1)へのマルチメディア接続を設定するために、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)に応答し、前記マルチメディア接続を介して受信されたオーディオを、前記音声接続に転送し、前記音声接続を介して受信されたオーディオを、前記マルチメディア接続に転送する、ように構成されることを特徴とするビデオゲートウェイ(9)。 請求項12 さらに、マルチメディア通話が解除されているかを、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)に含まれる情報を用いて識別し、前記識別されたことに応じて前記音声通話要求(48、78、89)を送信する、ように構成されることを特徴とする請求項11に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項13 さらに、前記ビデオゲートウェイ(9)において前記マルチメディア通話要求(44、74、84)を受信した際に、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)がマルチメディア通話解除に関する情報を含まない場合は、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記第2のユーザ装置(UE2)に対してマルチメディア通話要求(46、76、87)を送信し、前記マルチメディア通話要求(46、76、87)に関する前記マルチメディア通話の解除メッセージ(47、77、88)の受信に応じて、前記音声通話要求(48、78、89)を送信する、ように構成されることを特徴とする請求項11または12に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項14 さらに、前記マルチメディア接続を介したオーディオ転送に第1のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置(UE1)とネゴシエートし(420、720、823)、前記マルチメディア接続を介して前記第1のユーザ装置へオーディオを転送する際に、前記ネゴシエートされた前記第1のメディアフォーマットを適用する、ように構成されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項15 さらに、前記マルチメディア接続を介したビデオ転送に第2のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置とネゴシエートし(720)、少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)から前記ビデオゲートウェイ(9)にデータコンテンツのストリーミングを実現するために、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)とシグナリング(721)を行い、前記ネゴシエートされた第2のメディアフォーマットを適用し、前記マルチメディア接続を介して、前記少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)から前記第1のユーザ装置(UE1)へデータコンテンツを転送する、ように構成されることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項16 さらに、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間の前記マルチメディア通話12のデータコンテンツを供給するIMSコアネットワーク(10)を招待するために、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記IMSコアネットワーク(10)に招待メッセージ(85)を送信するように構成されることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項17 さらに、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第2のユーザ装置(UE2)間の接続はビデオが転送されないことを前記IMSコアネットワーク(10)に通知する第1のメッセージ(819)を、前記IMSコアネットワークに送信し、前記ビデオゲートウェイ(9)が前記IMSコアネットワーク(10)からデータコンテンツを受信することを可能にする情報を有する第2のメッセージ(820)を、前記IMSコアネットワーク(10)から受信する、ように構成されることを特徴とする請求項16に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項18 さらに、前記マルチメディア接続において、ビデオには第2のメディアフォーマットが使用されるよう、前記第1のユーザ装置(UE1)にネゴシエートし(823)、前記マルチメディア接続を介して前記IMSコアネットワーク(10)から受信した前記データコンテンツを、前記ネゴシエートされた第2のメディアフォーマットを適用して、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)の間で送信するように構成されることを特徴とする請求項16または17に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項19 少なくとも1つのメディアゲートウェイ(55、58)と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間の前記マルチメディア接続を設定及び制御するように構成された発信側のメディアゲートウェイ制御装置(54)と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間の前記音声接続を設定及び制御するように構成された着信側のメディアゲートウェイ制御装置(57)と、をさらに備え、前記発信側のメディアゲートウェイ制御装置(54)及び前記着信側のメディアゲートウェイ制御装置(57)は、IMSコアネットワーク(10)及び少なくとも1つのコンテンツストリーミングサーバ(17)の少なくともいずれかにおいて、互いに通信するように構成されていることを特徴とする請求項11乃至18のいずれか1項に記載のビデオゲートウェイ(9)。 請求項20 移動無線通信システムにおいて使用される移動通信交換局であって、ユーザ装置(UE1、UE2)からマルチメディア通話発信の解除を示すメッセージを受信した際に、前記移動無線通信システム(1B)において、前記ユーザ装置(UE1、UE2)に関するマルチメディア通話要求(44、74、84)をビデオゲートウェイ(9)に送信するように構成されることを特徴とする移動通信交換局。 請求項21 さらに、前記マルチメディア通話の解除(43、73、83)の理由を解析し、当該解除(43、73、83)の理由に関する情報を、前記マルチメディア通話要求(44、74、84)に含めるように構成されることを特徴とする請求項20に記載の移動通信交換局。 請求項22 請求項11乃至19のいずれか1項に記載のビデオゲートウェイ(9)と、少なくとも1つの、請求項20または21に記載の移動通信交換局とを備えることを特徴とする移動無線通信システム(1B)。 請求項23 ビデオゲートウェイ(9)において使用されるプログラムであって、コンピュータ読み取り可能なコードを備え、前記ビデオゲートウェイ(9)において実行された際に当該ビデオゲートウェイ(9)に、前記マルチメディア通話に関連するビデオゲートウェイ(9)において、マルチメディア通話要求(44、74、84)を受信する工程と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第2のユーザ装置(UE2)間の音声接続を設定するために、前記ビデオゲートウェイ(9)から前記第2のユーザ装置(UE2)に対して音声通話要求(48、78、89)を送信する工程と、前記ビデオゲートウェイ(9)と前記第1のユーザ装置(UE1)間のマルチメディア接続を設定する工程と、前記マルチメディア接続を介して受信したオーディオを前記音声接続に転送し、前記音声接続を介して受信したオーディオを前記マルチメディア接続に転送する工程と、を実行させるためのプログラム。 請求項24 コンピュータ読み取り可能なコードを備えるプログラムであって、前記ビデオゲートウェイ(9)において実行された際に、当該ビデオゲートウェイ(9)に、請求項2乃至8のいずれか1項に記載の方法の各工程を実行させるための請求項23に記載のプログラム。 請求項25 請求項23または24に記載のプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
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